草陽炎
kusakagero
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2nd album 『Blue Spectra』
2025.12.06. release
01.Entering the Mirage
02.Surely, Melting into the Sea
03.The Summer the Boy Chased
04.Eyelids, First Cry, Empty Shell
05.Withered Fireworks
06.The Moon That Simply Exists
07.White Rain
08.What the Sky Dropped
09.A Funeral in Blue
10. Mizu ga Mau Eki
Lyrics, Composition, Arrangement kusakagero
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lyrics
01.蜃気楼に入る
空の峰 香りたつ色
蝉しぐれ ふりやまぬ音
青い空は あの日の
何も知らない 足あと
夏の声を 夏の意味を
心にみた あの日から
あのぼくはもう あの空へと
微笑むまま かえるから
道の先に
降る日差しのすき間に
夢をみた
ふれてみる 追いかける 今
一瞬の静じゃくを また
そっと手をかざした 私を
遠くても離さない 蜃気楼
蜃気楼へと 蜃気楼へと
旅立つ日の 風の中
あの夏へと あの日々へと
走るぼくは 叫ぶから
きっとさいごの
束の間の旅路を
かけてゆく
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02.きっと海に溶けて
あぁ、かすかに聞こえる
風と、あの海の香りと
あぁ、幼い私の背中を
目を閉じて探した
生垣の道、たどって
きらめく海をめざした
誰かが忘れた恋のかけらと
その祈りに触れたから
見たはずない景色を知ってる、憶えてる
いつの日か
海の声と香りと
この色さえ消えても
届くだろう
いつかの人、あなたへと
幼い日の、遠い日のすべてのこと
あぁ、形を変えて
ここにいるから
会えるから
誰かがのこした生きた証と
その青さに触れたから
ここにはない声は生きてる、生きてく
いつの日か
この私と、願いと
泡の中へ溶けても
のこるだろう
記憶の音、海の青
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04.瞼、産声、殻。
トベない夢を壊す
羽の悲鳴は 耳にまだ残り
僕は身を起こした
窓辺に並ぶ、殻。
彼らがいた気配は消えぬまま
その影を伸ばした
殻には、私には、
瞼はない
中身は、その中身は、
夢物語
夜空は、蒼い夜空は、
浮世の境
無情に falling with me
カラッと笑いながら
空へ向かい
綺麗な羽を広げたい
無謀に rolling with me
羽ばたきに生まれた
粉で make up
いつかの裂け目を溶かす
可憐に fly high
夜の空が照らす
この瞼と手を、ひらいてみた
これは血か光か
殻には、私には、
笑い声じゃない
中身は、その中身は、
産声じゃない
いつかは、それはいつかは、
同じもんじゃない?
無色に染まるこの身
カラダには色はない
赤ん坊みたい
ダラリ涎垂らしたい
無性に満面の笑み
水場からの風は
吹かないみたい
いつかの終わりを知らす
気丈に fly high
殻に落ちた
蒼い血を
指に垂らし
唇にひいた
無情に falling with me
カラッと笑いながら
空へ向かい
綺麗な羽を広げたい
無謀に rolling with me
羽ばたきに生まれた
粉で make up
いつかの裂け目を溶かす
無色に染まるこの身
カラダには色はない
赤ん坊みたい
ダラリ涎垂らしたい
無性に満面の笑み
水場からの風は
吹かないみたい
いつかの終わりを知らす
まだ落ちちゃいない
空はそこにある
笑い声と
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05.枯れ花火
赤く焦げた地平と
この裸足の境い目は
台詞のない人
その人には見えるらしい
代わる代わる散る言の葉
それは仮面の口元か
今や誰も知らぬらしい
風に舞う真紅のそれは
季節はずれの桜かな
その人には見えぬらしい
せせらぎは埋もれて
木霊を歪めて
セルロイドの風道は
絶景と化し
涙、仮面の隙間から
ほら神様への一歩かな
秋風はそっと 夏の日を夢見る頬に 視線を交わす
ゆらめく瞳は あの空と散る枯れ花火 うつしたまま
たかいたかいして 私を
あの部屋から遠ざけて
ひらりひらりゆれる曼珠沙華の丘を
燃える茜色に溶けて混じる丘を
この空から見下ろして
その日すべてを見たわ
目に焼きつく終わりは
あまりにもそのままで
瞳の色なくした
つぎはぎでもいいから
絵に残して扉をしめた
綺麗でしょう
怖くないでしょう
ここから見える私
夢に見た風景を
青いこの結晶を
さいごの日に
あなたのその手で
思い出はきっと
すべてを消し去らぬように
時間を酔わす
ふわりと宙に舞って
また明日も
木漏れる部屋で
眠ったまま
秋風はそっと 夏の日を夢見る頬に 視線を交わす
ゆらめく瞳は あの空と散る枯れ花火 うつしたまま
あぁ、後ろ姿は
夏の出口へ
あぁ、夢の中から
秋を照らして
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06.ただそこにある月
この目は
今日も朧色
震える、開かない
空は白
雲は鉛色
交わる色彩
死んだような森の影
音を奪う、それはあの雫
子守唄を溶かして、そっと
目を醒ました
銀世界
この夜に咲く全てを降らしながら
ただそこにいたまま
私を見つめてた
一つの色
それさえ抱けぬまま
凍えた手を見た
I just want to burn the sky and smile
やつを殺して、あぁ…
今夜また、魅せられる
目障りな色の完全体
輝きはもう見たくない、そうよ
今、始まる
新世界
この世に咲く全てを降らしながら
ただそこにいたまま
私を見つめてた
一つの色
それさえ抱けぬまま
凍えた手を見た
I just want to burn the sky and smile
やつを殺して、あぁ…
一人息を吐き
寝転び、夜空を仰ぐ
光り降りかかる火の粉に
私、なぜ、指先をのばす
そう私、そう、まだ
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08.空のおとしもの
なぞるように
にぎやかな世界
いつしかもう、くるしくて
くものように
どこかへ行きたい
景色にぼくはうすまって
つきささる答えを
すべてをせにして
いつかの道へとび出した
はれわたる夏をおとして
青い空は、今日を待ってた
とどかない夢を見つめて
なにかを今日は待ってた
なにもない明日をさがして
きっとぼくは
のこしたものはないはずだけど
ひざしはちょっと切なくて
走る風には あのころの未来
心にいっぱい、おき去って
ほら手をふる太陽
一つのしきさいを
季節のさいごを照らしてた
だれもいない道をのこして
青い空は、今日を待ってた
かなわない声をあつめて
少年は、今日を呼んでた
戻れないあの日をふりきって
きっと、きっと、
おわりゆく夏をおとして
青い空は、今日を待ってた
そっと涙をかくして
なにかを今日は待ってた
遠くへと 流れゆくこの世界を
ひとり見ていた
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09.青の弔い
勿忘の花びら
一つずつ重ねて
すくいあげた土は
冷たく光った
花言葉の通りに
一つずつほどいて
目に沁みる香りを
しきつめて祈った
青く沈みゆく穴の淵で
こぼれ落ちた一言は
夜空をおこした
いま、光の中
幼い私は
季節に彩られ笑っていた
ほら、風を受けて
その小さい手を広げたまま
私を見た
ひとすじの涙を
その頬に描いて
「そこで待っていてね」と
泡のように笑った
いま、光の中
幼い私は
どこかへ駆け出してく
うすれてく
ほら、いつのまにか
あの日の空は
青い空は
手が届くから
私は花の中
目を閉じた
待ち続けた
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10.水が舞う駅
あの蜃気楼
窓の外
遠い過去
この旅の果てに
何を見るの
残すの
水に弧を描く
この列車はそっと
私を連れてゆく
通り過ぎたあと
鏡へと変わる
空の色に浮かぶ
あのホームへと
置いてきた 夏の跡
夢の跡じゃない
温もりは この手に
せめてもの餞に
水たちは踊りだす
青く綺麗なままで
窓の外、手をかざす
風からの「ありがとう」は
涙へと溶かして
つづく水平線
この線路の先へ
私はどこへゆく
もう振り返らないで
行く先を見つめて
私を何を知る
行く先へ
行く先へと
それはきっと

